Dorcus
rectus
yaeyamanus
日本のクワガタムシ
ヤエヤマコクワガタ
Dorcus rectus yaeyamanus
八重山の照葉樹林に息づく南国コクワ。本土産より艶やかな体色と島嶼固有の小型美が魅力。
♂ 最大サイズ
40mm
※飼育下での最大級
♀ 最大サイズ
28mm
※飼育下での最大級
🌡 適温
22〜27℃
※飼育の目安
🌿 特徴・生態
FEATURES
学名 Dorcus rectus yaeyamanus。沖縄県・八重山諸島(石垣島・西表島・与那国島など)に分布するコクワガタの亜種。本土産コクワ(D. r. rectus)より全体的に小型化し、体表の光沢が強い個体が多い。最大40mm前後。亜熱帯の照葉樹林に生息し、クヌギやリュウキュウコナラの樹液・腐朽材で繁殖する。本土のコクワとは異なる島固有の形質を楽しめる国産亜種。
幼虫は発酵マットまたは低添加菌糸ビンで管理。適温は22〜27℃と本土産より高め。亜熱帯出身のため低温(15℃以下)への耐性は本土産ほど高くなく、冬場も室温管理が基本。幼虫期間は6〜12ヶ月程度。小型種につき菌糸消費も少なく、500mlビン1本での羽化も可能。産卵セット〜羽化まで比較的スムーズに管理できる。
産卵には軟らかめの産卵木(コナラ・クヌギ材)とマットを組み合わせた基本セットで対応。温度は24〜26℃が産卵適温。マット産みも行うため、産卵木周囲のマットも十分に固詰めする。産卵数は10〜30卵程度と本土産同様に安定した産卵が期待できる。メスの体力消耗に注意しながら1〜2ヶ月ごとにセット見直しを行う。
沖縄県・八重山諸島という特定地域にのみ生息する国産固有亜種で、採集規制エリアを抱える産地もあるため野外品の入手は容易でない。繁殖個体が流通の主体で、本土産コクワとの差異を楽しむコレクション需要がある。体格のわりに存在感ある大アゴと艶のある体色から、国産小型クワガタの中でも産地コレクターからの評価が高い。価格は比較的手頃で入門種としても適している。
📋 飼育データ
BREEDING DATA
| 飼育難易度 | ★★☆☆☆ |
|---|---|
| ♂ 最大サイズ | 40 mm |
| ♀ 最大サイズ | 28 mm |
| ギネス | 40mm |
| 成虫寿命 | 12〜36 ヶ月 |
| 幼虫期間 | 6 〜 12 ヶ月 |
| 成熟・後食期間 | 3 ヶ月 |
| 適正温度 | 22℃ 〜 27℃ |
📍 産地・血統
LOCALITY
主な産地