Prosopocoilus giraffa nilgiriensis
世界のクワガタムシ

ギラファノコギリクワガタ(ニルギリエンシス)

Prosopocoilus giraffa nilgiriensis

🌿 特徴・生態
FEATURES

学名 Prosopocoilus giraffa nirgiriensis。南インド・ニルギリ高原(タミル・ナードゥ州)に分布するギラファノコギリクワガタの亜種。亜種名はその産地「ニルギリ」に由来する。体色は全体に漆黒に近い暗色で、同種の東南アジア産亜種と比べると体の厚みがあり、大顎の鋸歯が際立つ力強い印象を持つ。サイズはケイスケイ(フローレス島産・最大122mm)には及ばないものの、インド固有亜種としての独自の形態的魅力を持つ。

【希少性と流通】

ギラファノコギリクワガタの亜種の中でも、インド産(原名亜種・ニルギリエンシス)は国内への入荷・流通数が非常に少ない。ケイスケイやダイスケ(フローレス島・ジャワ産)が市場の大半を占める中で、ニルギリエンシスは産地・亜種の明確な個体がそもそも少なく、専門店やブリーダー間でのみ流通するケースがほとんどだ。インド国内の採集規制や輸出状況の影響もあり、ワイルド個体の安定入荷は期待しにくい。

【飼育難易度】

飼育自体はギラファ系共通の方法で対応でき、難易度は特別高くない。幼虫は菌糸ビンまたは発酵マットで管理し、幼虫期間は約8ヶ月程度。産卵は産卵木・マット産みどちらも実績がある。ただし入手難度が高いため、一ペアを丁寧に管理して確実に産卵・羽化まで繋げることが重要。成虫の大顎は非常に鋭く長く、ハンドリングには注意が必要。

📋 飼育データ
BREEDING DATA
飼育難易度★★★☆☆
📍 産地・血統
LOCALITY
主な産地